2021年04月30日
神奈川県横浜市出身。新卒で入社した物流系会社で輸出入業務に携わる。友達と行った沖縄旅行で沖縄に魅せられ、沖縄に移住するため会社を退職。
当時の上司の紹介で上記物流会社の沖縄にある子会社へ転職。その後さらに物流業務を極めるため、ソニービジネスオペレーションズへ転職。
2度の育児休職を経て、現在に至る。
ビジネス企画管理部という部署で会社全体にかかわる活動に携わっています。今は経営管理課の課長も兼務しているため、主に事業計画策定、予算と実績の管理や分析、重要会議体の議事進行、決裁事務局等を行っています。中でも来年度の会社の予算を決めたり、使うお金の精査をしたり、当年度の収支見込みを算出する仕事は会社の業績に直結するため、とてもやりがいがある反面プレッシャーもかかりますが、思うような数値を出すことができた時の達成感は大きく、仕事のモチベーション向上につながっています。
2度の育児休職をしていますが、最初の休職に入る時点ですでにマネジメントだったため、復職時にどの部署にどんなポジションで配属になるのかが不安でした。通常の場合は、元職場に復帰することがほとんどですが、マネジメントの場合は組織運営上それが当てはまりづらいためです。
自分の希望として、すぐに休職前と同じように働くことは難しく、マネジメントにはこだわらない。また子供が小さいうちはできれば短時間勤務を行いたい旨伝えたところ、2度の復職とも希望を考慮して頂き、今までのキャリアを生かせる部署に配属してもらうことができました。そのおかげで今に至ることができており、当時の上司や人事にはとても感謝しています。
家事、子育て、仕事の両立は正直大変で、復職してから3年たってもやっぱり日々時間に追われ、今も奮闘中です。ただ、今の制度に変わって短時間勤務を選択できる期間が長くなったことで、私の場合は、繁忙時期はフルタイムで仕事を優先し、それ以外の時期は周囲のサポートを得ながら短時間勤務を行うことでバランスをとることができるようになりました。
それでも子供の体調不良など予期せぬ出来事や子供の行事等でお休みをすることもあるため、日頃から仕事は可能な部分は早めに対応し、突然の休みで迷惑をかけることがないように、対応内容はできるだけ周囲に共有しています。また家事、子育てについては、がんばりすぎると続かないので、無理をしない、人と比較しないようにしています。
役職、男性、女性、年齢等関係なく、風通しの良い企業風土があります。そのうえで、結婚、出産などライフプランが大きく変動する可能性が高い女性に対して、仕事を永く続けられる制度が整っており、その制度を活用している事例がとても多くあります。また男性の上司も働く女性への理解が深く、周囲のメンバーとも助け合いながら仕事ができる体制があります。
さらに男女問わず複数のキャリアプランがあり、定期的にあるキャリア面談等を通じて本人の希望や能力に合わせてその人にあったプランを上司と共に考えられる体制が働きやすさにつながっていると思います。
今後も社員が安心して永く働ける会社になるよう経営の安定化や制度制定などについて積極的に取り組み続けていきたいと思っています。
子育てをしながら働くことは本当に大変で日々目の前のことに追われますが、仕事も育児も一人で悩まず、ぜひ色んな働く先輩ママ社員の話を聞いてもらえたらと思います。先輩ママ社員は通ってきた道ですのできっと参考になることがあります。
また、今置かれている状況が自分が思い描いていたものと違うと思っている方、目標に向かう道は一つではありませんし、今経験していることは決して無駄にはなりません。ぜひ自分がやりたいことはあきらめず、追い続けてほしいです。